ダイエットソーダを毎日摂取すると、脳卒中や認知症を発症するリスクが高まる可能性があります。この発見は、ボストン大学の心血管疾患研究プロジェクトであるフラミンガム心臓研究が実施し、科学誌ストロークに掲載された研究から得られたもので、人工甘味料を含む飲み物はこれらの健康状態のリスクを高める可能性があることを示している。
米国の研究者らによると、「人工甘味料入り飲料(ダイエットソーダなど)を毎日少なくとも1つ飲むと、週に1回未満しか飲まない人に比べて、脳卒中や認知症を発症するリスクが3倍近く増加することがわかった」という。
1日1缶を摂取した人では脳卒中の確率が2.96倍、認知症の確率が2.89倍となった。
「年齢、性別、学歴(認知症の分析のため)、カロリー摂取量、食事の質、身体活動、喫煙状況を調整した結果、人工甘味料入りソフトドリンクの最近の摂取量が多く、累積摂取量が多いほど虚血性脳卒中リスクの増加と関連していた。認知症やアルツハイマー病を引き起こす」と共著者らは書いている。
虚血性脳卒中は、通常、脳につながる動脈または脳自体の静脈内に形成される血栓によって引き起こされる閉塞により血液が脳に到達できない場合に発生します。毎年発生する 152,000 件の脳卒中の大部分を占めます。
この研究は、米国の長期医学研究プロジェクトであるフラミンガム心臓研究の成人と高齢者に分けられた4,300人以上の参加者からのデータに基づいている。
「私たちの知る限り、私たちの研究は、人工甘味料入りの清涼飲料水の毎日の摂取と、全原因による認知症およびアルツハイマー病のリスク増加との関連性を初めて報告したものです」と著者らは付け加えた。
しかし、彼らは、ダイエット飲料の摂取と脳卒中や認知症などの病気との直接の因果関係を証明することはできなかったと認めた。なぜなら、この研究は純粋に観察的であり、人々の飲食習慣を記録するアンケートで提供された詳細に基づいていたからである。
まず、1991年から2001年までの食事で各人が摂取したダイエットドリンクの量のデータを分析し、そのデータをその10年間に脳卒中や認知症を発症した人の数と比較した。
研究期間中、参加者には脳卒中が97例(うち虚血性82例)、認知症が81例(アルツハイマー病と合併する例は63例)いた。
